2011年12月13日 のアーカイブ

薬局内研修『ムコスタ点眼液UD2%』実施

2012年1月5日発売予定の『ムコスタ点眼液UD2%』についての勉強会を実施しました。

内容を抜粋いたしますので、詳細は大塚製薬のHPでご覧ください。
https://www.otsuka-elibrary.jp/library/

 


  『ムコスタ点眼駅UD2%』

  効能・効果:ドライアイ

    用法・用量:通常、1日4回

  使用上の注意として特記すべき点は、授乳中は授乳を避ける事

  薬価:27.10円/本 有用性加算+5%(点眼では初) 

特徴
  角結膜上皮障害の改善
  涙液層破壊時間の延長
  ムチン産生促進、ゴブレット細胞数の増加作用(涙液の不安定改善)
  ユニットドーズ(UD)、1回使いきりで保存剤フリー
  ヒアルロン酸ナトリウム点眼液、ジクアホソルナトリウム点眼液との併用可

 

特筆すべき点
  涙液のムチン層を正常化することで自覚症状の改善が期待できます。
  (単にうるおいを与えるのでなく、涙液の質を改善)
  使用開始2週間で自覚症状改善があります。中止後も1週間は効果が持続します。
  そのため、新規患者様には、『2週間は続けてください』との指導をお願いします。
  使用前に、容器を指ではじくこと(懸濁)を指導します。
  コンタクトに吸着することがありますが、コンタクト上の使用は可能です。

 

注意点
  ①製剤写真から想像出来るように、点眼直後は視界が白くなり見えにくくなります(霧視)。
  ②約15%で苦味を感じる事があります。個人差はありますが、強めの苦味を感じることもあるようです。
   苦味対策としては、点眼後に目頭を押さえること(涙嚢圧迫)、食後に使用すること(食事でマスクします)。

  この2点は、はじめに必ず患者様にお伝えしておくべきでしょう。

 

マイナス点もありますが、トータルでみた場合、ドライアイ症状には非常に有効である製剤だそうです。
(さし心地よりも自覚症状改善を目的にしている)

眼科専門医以外からも期待が高く、岡山県内の調剤薬局ではドライアイ患者様に投薬する機会が多くなると思われます。