第8回 緩和医療に関する集中セミナーin香川

平成24年2月18日(土)アルファあなぶきホール(香川県県民ホール)にて開催された中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム「第8回 緩和医療に関する集中セミナーin香川」に参加しました。

今回のテーマは
講演1 がん性疼痛マネジメントの実際
講演2 オンコロジー・エマージェンシー
講演3 苦しみと緩和の臨床人間学~実存的苦悩へのアプローチ~
講演4 がん性疼痛に対する神経ブロック
講演5 がんに伴う神経障害痛―その機序と薬物療法―
でした。 

講演2はオンコロジー・エマージェンシーについての話で、化学療法と緩和ケアを同時に実施することが多い現在の医療現場では知っておかなければならない内容の1つでした。特に、造血器腫瘍ではよく知られている腫瘍崩壊症候群(TLS)では「TLSによる高尿酸血症の予防にアロプリノールを服用すること」「高尿酸血症が発生した場合、ラスブリカーゼ(尿酸オキシダーゼ・尿酸分解酵素:メイラード反応、抗ラスブリカーゼ抗体、溶血性貧血G6PD欠損症注意)を使用する」ということを新しく学びました。
講演3のスピリチュアルケアの講演は患者様と接するときに「今自分がどういった行為を話の中でしているのか」を理論的に分析した講演でした。こういった講演は聞きたくてもなかなか聞けない話なので貴重な時間となりました。
講演4は、がん性疼痛に対する神経ブロックについてでした。「stepにかかわらず考える」「薬剤の量を減量できる」など私が普段知ることができない診断の話や、薬剤も選択肢の1つであることを再認識できました。 

チームの中で活動することは、多職種で方向性を統一して活動するということだと考えています。全般的な話の内容を把握・共有でき、薬剤の話は薬剤師が専門性を発揮しなければならないと強く感じた講演会でした。

コメントは受け付けていません。