2012年7月 のアーカイブ

平成24年度褥瘡実習初級編研修会(愛知県地域医療再生調査研究事業)参加報告

平成24年7月8日に愛知県地域医療再生調査研究事業の1つである褥瘡実習初級編研修会に参加しました。
「法的根拠に基づく薬剤師の行為ー日本病院薬剤師会弁護士 三輪 亮寿よりー」をもとに薬剤師がフィジカルアセスメントを行う意義・必要性についての話があり、近頃の講演会・研修会では当たり前の話になってきていると感じました。
本題の褥瘡講演では、褥瘡の処置を行うにあたりフィジカルアセスメントは必須であり①予防対策②全身管理③局所治療を理解するための手段であることを学びました。褥瘡の基本から塗布剤の選定に関する内容と時間内に収まりきらない程ボリュームのある講演でした。

午後からの実習では実際に褥瘡の患者の模型(骨盤辺りの模型)を用い①幹部の洗浄・消毒②ブレンド軟膏の調整③フィルムの貼り方・剥がし方④軟膏、ガーゼを用いたフィルムの貼付を行いました。福祉用具の実習では①エアマットの説明②ギャッジアップの体験があり、背抜き、足抜きの重要性を身を持って感じることができました。

この講習はステップアップ講習であり、上級者編・国立長寿医療研究センターでの研修(3日間)と続けて参加していきたいと思います。
薬剤師は塗布剤の特性等を理解しチーム医療の一員として参加していく必要があると改めて感じた充実した1日となりました。

知っておきたい癌の痛みの薬物療法のポイント 平成24年7月全体研修

今回の全体研修は塩野義製薬を講師に招き、医療用麻薬の使い方を学びました。

今後ますます自宅にて癌の治療を行う機会が多くなると予想される昨今、在宅に赴く薬剤師として必須の知識がこの医療用麻薬です。
癌を患った方の7割が痛みを経験すると言われ、早い段階から疼痛治療をする事が大切です。
「麻薬」と言われるとどうしても怖いイメージが拭いきれず服用を躊躇してしまいがちですが、適切に使えば強い味方になってくれるということを説明するのも我々の役目です。
吐き気や眠気、便秘が起こることも事実ですがその対策を医師と考えるのもまた薬剤師の仕事です。
さらに痛みが増して行く最中、臨時の薬の使い方や量を考えたり最も適切な薬を提案していく事が大切です。

十分な知識を持っていればこそ患者さんがよりよく生活できるようなお手伝いをする事ができる、と改めて実感できた充実した研修でした。