中国・四国高度がんプロ養成基盤プログラム 第12回Cancer Seminar
1/19(土)に川崎医科大学付属病院にて開催された第12回Cancer Seminar合同講演会「放射線、化学療法の副作用と対策」に参加しました。
今回のテーマは
講演1 分子標的薬のマネジメント
講演2 放射線治療の有害事象とその対策
講演3 乳がんの薬物療法:副作用対策を中心に
でした。
講演1・3では疫学、現状~薬物療法、副作用対策までとてもわかりやすく勉強させていただきました。
講演2は(頭頸部癌を中心に)有害事象(基本的事項)と対策についての話でした。
この中で、放射性皮膚炎・粘膜炎の管理について
・「治す」というより「管理する」という言葉が適切=「悪化させない」「症状緩和を図る」
↓
治療完遂がゴール
・(放射線)治療終了後1~2週間位が皮膚炎・粘膜炎のピーク
・薬物療法について:外用薬は擦り込まない、照射前に拭き取る(洗い流す)必要はない
↓
・患者教育がかなり重要
等、普段曖昧になっている事を正しく学ぶことができました。
正しい知識で患者様に接することが「患者教育がかなり重要」な部分でとても大切で、今後の業務に活かしていきたいと感じた講演会となりました。