2013年6月 のアーカイブ

J-HOP主催 全国薬剤師在宅療養支援連絡会の参加報告

6月16日北里大学白金キャンパスにて一般社団法人 全国薬剤師・在宅療養支援連絡会 (J-HOP)の主催する全国薬剤師在宅療養支援連絡会へ参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が参加したのは、ワールド・カフェという形式の研修会でした。4人から5人で構成されるグループにそれぞれ分かれグループごとに決められた時間に決められたテーマを元に自分の意見を発言していく手法です。

ただし答えや正解は無く、自由にグループごとに模造紙にそれぞれ話し合ったことや気付いた事を記入しそれを発表していきます。お題の段階ごとにグループのリーダーを残し他のメンバーが旅人として他のグループを周ることで全てのグループの意見を知り、あたかもそこにいる皆でディスカッションをし自分の意見を反映できた感覚を得ることができます。

 

具体的な内容としては、

1薬剤師が関わる在宅医療現状はどうですか?

2薬剤師が関わる在宅医療あなたの理想は? 

3どのようにしたら、薬剤師が関わる在宅医療の理想を実現できますか?

 

グループでは、これから在宅を始めたいドラッググループの方から在宅専門で業務を行う調剤薬局の方、癌専門センターの病院薬剤師の方と、多種多様のそれぞれの意見、悩みを生で聞け大変収穫となりました。

 

まだまだ在宅業務を薬剤師が行うことが世間一般に知られていないこと。その受け皿や法整備が整っていないこと、自宅型在宅を行う上では利益が必ずしも伴わない事、麻薬の在庫負担等々が討論されました。

 

最後にこの度の研修をうけて他職種に薬剤師の存在をアピールしその重要さを理解して頂くこと在宅業務に薬剤師が必須であることを再認識いたしました。

沈黙したまま参加しそのまま帰る研修会や勉強会ではなく自分の意見を自分の言葉で述べ相手の話も聞く今回の手法まさにチーム医療の基礎ではないかと思いました。

本当に研修会が閉会となるまで参加の出来なかった他の研修会の内容も大筋分かるように最後まで他の研修会に参加した方とも討論できるように席も割り振って話せ、あたかも他の研修にも参加できた様な気分を味わえました。

常々、話ベタだなあと思う自身にとってコミニュケーション力の向上とう点でも大変収穫と感じました。また次回も参加したいです。

日本臨床腫瘍薬学会 スタートアップセミナー 2013 東京 参加報告

平成25年6月15日帝京大学板橋キャンパスで開催された「日本臨床腫瘍薬学会 スタートアップセミナー 2013 東京~がん薬物療法の初学者向けのやさしいセミナー~」に参加しました。

第1部 やさしいがん薬物療法の基本知識
1.がん治療とがん薬物療法の基本知識
国立がん研究センター中央病院 薬剤部   牧野 好倫 先生
2.抗がん剤による副作用(1)細胞障害性薬
国立がん研究センター中央病院 薬剤部  渡部 大介 先生
3.抗がん剤による副作用(2)分子標的薬
国立病院機構長崎医療センター 薬剤科  植村  隆 先生
第2部 がんの病態とがん薬物療法の実践のポイント
1.乳がん(ホルモン療法を中心に)
杏林大学医学部付属病院 薬剤部          野村 久祥 先生
2.肺がん(経口抗がん剤を中心に)
東京医科大学病院 薬剤部               東 加奈子 先生
3.大腸がん
国立がん研究センター中央病院薬剤部   矢内 貴子 先生

がん治療における基本から、がん化学療法にはつきものである副作用について、そして代表的ながん種についてと大変わかりやすく丁寧な講演で参加した甲斐がありました。
また第1部と第2部の間に理事長の遠藤先生より新しく決まった外来がん治療認定薬剤師についての話がありました。
化学療法中の症例を10例というのは私の勤めている店舗ではすぐに集まる症例数ではありませんが、患者様について一人ずつ丁寧に対応し認定を取得したいと思っています。

  

機能性ディスペプシアと新薬アコファイドについて 平成25年6月全体研修

かつては「胃下垂」「神経性胃炎」と言われていた、内視鏡で検査をしても明らかな病変がないのに慢性の胃症状を「機能性ディスペプシア(FD)」と呼びます。

このFDに対して適応を取得した新薬「アコファイド」についてアステラス製薬株式会社に教えて頂きました。
この薬はFDにおける食後膨満感、上腹部膨満感、早期満腹感を従来の薬よりよく改善するとの事です。
有効性の高い優れた薬でありますが、食後に飲むと効果が下がってしまうことや、胃に癌や潰瘍などが無いと明らかな場合しか使えないことなど、条件のある薬なので患者さんへの十分な説明が必要と感じました。