「玉島薬剤師会症例検討会2014まとめ~中心静脈栄養・緩和・臨床データ~」研修報告

平成27年2月25日(水)、玉島薬剤師会で実施された症例検討会の前半部分の
まとめ講義に参加いたしました。

【聴講内容】
≪中心静脈栄養≫
・必要エネルギー量の算出の簡易式は 25~30kcal/kg/日
・中心静脈栄養:開始時から総合ビタミン剤や微量元素製剤の投与が必要
・末梢静脈栄養:潜在的なビタミンB1欠乏・消費増大にともなうウェルニッケ脳症が
        報告されている
        ⇒ビタミンB1を含む投与が勧められる
≪緩和治療≫
・オピオイドスイッチ
 内服モルヒネ60mg=内服オキシコドン40mg
 =デュロテップMTパッチ4.2mg=フェントステープ2mg
・テープ剤切り替え時には、初回貼付時に内服量1回量を同時に投与する
 (初回貼付から12時間は吸収されないと考える)
・テープ剤を剥がした後は17時間は効果が持続することも考えて切り替える
・副作用について
1)便秘:耐性ができないので、開始時から下剤の定期服用が望ましい
2)吐き気・眠気:1~2週間程度で耐性が生じる
         (オピオイド増量時に発現することもある)
≪臨床データ:白血球編≫
・抗ガン剤投与時の白血球減少時の対応について
 ⇒重度の減少がみられる場合には、クラビットなどのニューキノロン系抗菌剤の
  予防投与や、グランなどのG-CSF製剤の投与を検討する

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緩和・在宅医療に必要な知識を中心にまとめ講義とのことで、
内服薬だけでなく、注射剤の知識も知っておくべきだと感じました。

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