最低限【選ぶな】こんな薬剤師求人・薬剤師転職サイト、4つの視点。(勤務地-離職率-評価-経営陣)

最低限【選ぶな】こんな薬剤師求人・薬剤師転職サイト、4つの見分け方

今回は、最低限こんな薬剤師求人を選んではいけない、4つの見分け方をご紹介します。裏を返せば、この4つのポイントの情報が得られない転職サイトは使わない方が無難です。

薬剤師求人・薬剤師転職サイト、4つの見分け方

1.異動、転勤、勤務地の選択が可能かどうか

転職を考える上でまず考慮したいのが、「転勤」です。一般的に薬剤師で転勤が多いのが大手ドラッグストア、大手調剤薬局です。その逆で少ないのが病院薬剤師。異動や転勤でおこるデメリットと言えば子供や親、恋人などの家族との時間が分断されるリスクが高まることです。結婚、子育てと人生の節目に退職しか選択肢に残っていないという状況さえあります。将来的なことを踏まえての判断が必要です。

たんに「異動、転勤」とは言っても、

・全国転勤
・県内転勤
・エリア転勤
・通える範囲転勤

では全く状況が異なるのでしっかりと調べる必要があります。

また転勤にはデメリットしかないか無いわけではなく例えば

「全国転勤可能コース」⇒家賃負担8割
「エリア指定転勤可能コース」⇒家賃負担5割

と条件の変更があるケースも少なくありません。

最も良くないパターンでは下記の様に

「自宅から通える距離での転勤がありとのことだったが、夜勤、他の店舗への応援の頻度がすごい」
「とにかく結婚してない人が転勤の対象」
「社員をコマとしか思っておらず、異動などを断ろものなら降格の対象」

といった認識相違の違いや偏った異動転勤など、モチベーションにも大きく関わる項目です。

2.離職率の高さ

離職率の高さは「異動、転勤、勤務地の選択が可能かどうか」よりも調べるのが困難です。「離職率を教えてください。」と直接採用側にきくことはできませんし、よっぽど離職率が低いとの自信が無い限りは公表されることもありません。ただ探ることはできます。

探る方法ですが、

・転勤サイト担当者に離職率をきく
・転勤サイト担当者に募集頻度、募集規模をきく
・平均勤続年数をきく
・企業評価サイトでネガティブな退職理由をみる

などがあります。

3.給与形態、人事評価・昇給の条件を確認

求人を眺めていますと、大体の年収は把握することができます。しかし昇給ペースはどうなのかがわかりません。

・勤続年数給
・年齢給
・資格給
・ポジション給

このまま長年勤めていれば上がっていくのか、何か資格やスキルを育てることで上がるのか人事評価の平等性はあるのかなどがわからないまま転職すると、次の昇給のタイミングは再度転職することとなりかねません。

給与や昇給に関する項目は法律で「就業規則」に載せなければなりません。しかし入社前の閲覧はできませんので昇給に関しては直接問い合わせをする、若しくは転職サイトの担当者を通してできる限り細かくきくしかありません。

4.経営陣が家族経営ではないか

最後に経営陣が同族経営ではないかという点です。

もちろん「同族家族経営=選んではいけない薬剤師求人」とはなりません。しかし同族経営となるほど重役クラスに上り詰めることが難しくなります。将来的に経営に携わり、薬剤師業界を盛り上げていいきたいという野望がある人ほど注意が必要です。

見分け方は重役クラスの名字が同じメンバーが多いか、また転職サイト担当者に問い合わせするのが良いでしょう。

以上「最低限【選ぶな】こんな薬剤師求人・薬剤師転職サイト、4つの見分け方」でした。

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